Gのレコンギスタは、壊滅的悪夢の再来

また冨野が動きだした。本当にやめて欲しい。この人の作る作品は、何度も見たい気にならない。

ガンダムのヒットは、この人の才能によるものじゃない。

多くの才能と、時期的なものが重なり、たまたまヒットにつながっただけだ。

本当に面白いなら、うちの子はちゃんと見る。

小学校3年生で、来月からは4年生だ。

昔の作品でも、面白ければちゃんと見る。ヤッターマンでも、ゲッターロボでもだ。

ナデシコだって見た。

だがダンバインZガンダム、ターンA、Vガンダム全て3分でTVの前から逃げた。

ゲームを始めるか、母親のところへとじゃれつきに行った。

それが真っ当な反応だと思う。

私だって、5分でマンガを読み始めてしまい、何をやっていたのかと思い出せなくなる。

 

この冨野さんとやらは、俺の作る作品は子供向けとは言いやがるが、真っ赤な嘘だ。

 

この人は嘘つきなのである。結局、オタクを炎上させたり、喜ばす事しか頭にない。

オタクを嫌いつつも、オタクを怒らせ、あるいは喜ばす事しかできない。

真っ当な一般客向けの作品が作れない、ダメ監督の代表的存在だ。

この人がガンダムを撮る事をやめて、ようやく「AGE」の悪夢が過ぎ、ビルドファイターズでいい流れが出来たのに、レコンギスタでまた沈没だろう。これはほぼ間違いない予測だ。

絶対に面白くないし、子供も拒否るだろう。PVを見て確信した。冨野は変わっていない。成長も改善の兆候もない。

 

この人の撮った作品が、DVDやブルーレイでアホなくらい高いのは、それだけの価値があるからじゃない。売れないから、単価を上げるしかないという、単純な理屈だ。当たり前である。普通の人なら、一度でも勘弁して欲しいのに、二度三度見るなど冗談じゃないだろう。

嘘だと思うなら試してみるといい。普通の子供に、スタジオジブリの宮崎アニメ全作品と、冨野全作品を並べてみせて、どっちが欲しいと聞いてみればわかる。1000人居れば、995人はスタジオジブリを取ると断言していい。5人は気の迷いか、ただの天邪鬼だ。

ジブリ作品だって、安いほうじゃない。アマゾン特価のブルーレイでも5000円はするだろう。

だがイデオン劇場版の前後編二本アマゾン特価でほぼ18000円だ。まだ高いのである。そんなに変わらんじゃねえかと言われる人も居るだろうが、売れてゆくペースがまるで違う。

これが「価値がある値段」と「価値のない値段」のついた商品の差だ。

冨野さんの作品には、商品としての価値すら無い。これは私の言葉ではない、市場の結果だ。

何故、冨野作品は一般受けしないのか?説教しようとするからである。これがそもそもの大間違いだ。児童文学では「大人が子供に帰る作品を作るのではなく、子供にゆくべき指針となる作品を作るべし」とある。これをこの人は勘違いしているのだ。

単純に説教すりゃいいんだな、としか受け止めていない。違うんだよ。

答えはビルドファイターズにある。うちの子はそれまで、プラモデルを大事にした事がなかった。

だが、劇中で戦うガンプラ達を、何度も修理しては新品同様に戻し、また壊れては直す作業を見て、うちの子はプラモデルを大事にする事を学んだ。

壊れても、何度でも直す姿に感銘したし、それだけガンプラを大事に思う姿に、自分も真似したくなったのだ。つまり楽しみつつ、学習するのである。

あくまで楽しむのが前提であり、これが欠けては話にならない。いい人になるのは、かっこいいって事なんだ、そう思わせる事が重要であり、ビルドファイターズはそこらへんをちゃんと押さえていたのだが。

冨野はあっさり、単純に頭ごなしにどやしつける。アニメの中から罵声を浴びせてもっと正しく生きやがれと、台詞で殴りつける。

ドアホウの極みだ。理解力の無さにも限界があるだろう。

カッコよく生きる事、善人でいる事、それは喜びなんだと教えない冨野アニメに価値はない。ただ台詞をぶつけてくるだけだ。

 

冨野アニメは喜びを何も伝えない。ただ説教台詞の羅列であり、記号の並ぶアニメしか作れない。ジブリは違う。同じ説教にしても、映像で見せた。映像作品なのだから、映像で見せるのが筋だと考え、それを貫き通した。

そして宮崎駿は、大勢の国民、いや世界中から惜しまれて引退しようとしている。

だが冨野はどうか?少なくとも、私はこれで日本アニメから駄作メーカーがひとつ消えたかとホッとするだろう。